消費者の皆さんが一番知りたいであろう農薬の使用についてですが、このようなマイナスの情報はできることなら公開せずに隠しておきたいことです。
しかし、農薬を使わざるを得ないこと、安心安全な野菜作りをしていることをみなさんに理解していただくために公開していきます。
生産者は、出来ることなら農薬など散布したくはありません。
生産者自身の健康面からも、コストの面からも農薬の使用量を減らしたいと考えています。
しかし、虫が付いた穴だらけのキャベツがスーパーで売られていても、まず売れないでしょう。(虫が付いているという事は、こんな小さな虫が食べても死なない、と言う事は人間が食べても安全な野菜と言う事になるのだが…)
一度散布の時期が遅れたために、害虫が大量に発生し、その害虫を退治するために予定より多くの農薬を散布しなければならないということもあります。
このようなことのない様に、農薬は最小限の量を定期的に散布します。
そして散布基準を厳守し、使用農薬を開示していきます。
有機栽培や無農薬栽培でない限り、農薬は使用されています。
減農薬栽培と言う抽象的な表現を、わたらいはあまりしたくはありません。
減農薬栽培と書かれていても、例えば月に5回が標準的な農薬散布量なら、4回にすれば減農薬栽培となるのか?
もしそれが月3回でも済むものでも…
もし今言ったようなことが実際にあったなら、それこそ消費者を裏切る行為だと思うからです。
気温が高い時期はどうしても害虫が付きやすいものです。
よって夏は農薬の散布回数が増えてしまいます。
ですが、安全なとうもろこしの必要最小限の農薬散布のため、早い時期のものは2回、遅い時期のものは様子を見て2〜3回散布します。
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